恋愛対談:携帯小説の女王「内藤みか」さん [後編]

いよいよ最終章となりました「ケータイ小説の女王」内藤みかさんとの恋愛対談。 「最近の恋愛模様について」と「恋愛のアドバイス」をお聞きしました! あなたは1日どれくらいメールしますか?

小林:携帯が普及してずいぶん恋愛の仕方も変わったと思いませんか?

内藤みか:そうですね、若い人が携帯メ-ルに依存しちゃって、いつでも連絡取り合っているから、デートも月1回のペースでいいらしいですよ。おやすみメールが来なかったとかで傷ついてる男子沢山知ってますし。むしろそんなメールなら、無いほうがいいんじゃないかって思いますね。

小林:いつでもオンラインになっちゃいますよね。

内藤みか:そうそう。24時間繋ぎっぱなしという、メールに依存しすぎのカップルが増えています。

小林:「3時間メールが返って来ないんですけど、何してるんだろう・・・」とか相談にもありますし。

内藤みか:「今日は連絡してくれないんだね」とかもね。

小林:そういう人、かまいたいんじゃないですか?(笑)

内藤みか:いえいえ私は忙しいので毎日忘れずにメールするのはちょっと難しいんです。(笑)

小林:じゃあどれくらいの頻度でメールとか欲しいですか?

内藤みか:今は、新しい仕事にかかりきりで忙しいんで特にいらないですね。小説の中の男子に恋してるんで。本当わがままなんですよ、私。(笑)あと、携帯メールのせいで皆すごく短気になりましたね。

小林:我慢しようっていう意識が薄れてる気がしますね。

内藤みか:例えば、ホストから「遊びに来い」ってメールがくるんですよ。「締め切り前だから忙しい。またね」って返事したら、翌日に「仕事おわった?」ってくるんです。真っ赤な字で「終わってねぇよ!(怒りマーク)」って返信したくなりましたね。若い人の時間感覚にはびっくりします。直接言えないことでもメールだと言えちゃうのもあるんでしょうけど。

小林:これも時代の流れなんですかね。

内藤みか:そうですね、時代は変化しています。例えばバリバリ働く男性は、キャバクラとかに行って遊ぶじゃないですか。それが今、バリバリ働く女性がホスクラとかに行って遊んでるんですよ。男は若くて可愛いけりゃいいやと言う女性が増えてます。女性が働く時代の象徴的な出来事のように感じますね。

小林:女性の男性化が進んでるって言いますよね。みんな、お金を持つとそうなっちゃうんでしょうねきっと。

内藤みか:そのせいか、今男子も変わっていってるんですよ。「お金持ちのお姉さんのペットでいい。苦労したくない働きたくない」って。それでいいの?って聞いたら、「だって女だって愛人とか、やってるじゃん。俺もやってみたい。」て言うんですよ。男がメス化しちゃってるんですよね・・・でもそういう男性、嫌いじゃないんですよねえ。(苦笑)

小林:確かに。ナヨナヨした男性って増えましたね。

内藤みか:最近の男子が女子にアピールする言葉が、「僕、料理できる」「僕、子供すきだよ」なんですよ。本当に、家にいるから、育児は僕がやるからって人が増えたわね。今、保育士専門学校の男子比率も高くなってきているみたいですよ。逆に女子はいきいきと働ける時代になったんで仕事楽しいわ!って感じなんでしょう。

小林:女性は男性のマネすればいいっていうのありますけど、男はなかなかうまくいかないんじゃないですかね。仕事のやり方は簡単に勉強できますが、子供の育て方は親とかくらいからしか聞けませんし。

内藤みか:だから保育士になろうって人が増えてるのはすごく良いことじゃないかしら。君は働けばいい、僕は育児をやるっていう男子が増えたら女性はすごい楽なんですよ。

小林:海外だと家事とかは、奥さんが料理を作ったら男が洗い物するとか分担されてて、多少は理解があるんですけどねぇ。

内藤みか:日本はまだそういう文化がないんです。でも女性が無理やり取り入れようとするのよね。「あなたが“お皿は僕が洗う“って言ったじゃん!!」て大喧嘩が始まったり(笑) お互い多少の歩み寄りが必要ですね。

小林:最後に今の携帯世代の子に恋愛のアドバイスをいただけますか?

内藤みか:「妥協しないでほしい!」ですね。大切な人生のパートナーで妥協して、後で悔やんでいる人もいますから。現代人はファッションにもこだわって、住むところもこだわって、環境にもこだわってるんだから、好きな人にもこだわりましょう!

小林:恋は盲目って言うんで、付き合ったあとで、アレ?何か違う。って言うのはどうしたらいいでしょう?

内藤みか:それは好きだから良いわけじゃないですか。問題なのは、最初に判断レベル下げて付き合うと相手のこと多少馬鹿にしてる気持ちが出てしまうことなんです。そういう恋愛は恋愛として意味をなさないですよね。尊敬できる好きな人と一緒になってこそ良い恋愛かと。

小林:確かに。お互い尊敬しあってこそですね。

内藤みか:さらに一言いうなら『メールはマメすぎないように』&『1日1通くらいで充分』と。そしてメールできなかった余剰のエネルギーを『みんなの恋愛相談』に投下してはいかがでしょう(笑)

小林:ありがとうございます。(笑)

【内藤みかさんプロフィール】 昭和46年生まれ。作家&エッセイスト。 女子大生時代にデビュー。 『あなたを、ほんとに、好きだった。』(メディア・ファクトリー)『恋愛症状』 (徳間書店)などの小説のほか、『奥さまは官能小説家』『別れても。バカな人』 (幻冬舎)などのエッセイにもファンが多い。恋愛小説『ラブリンク』(新潮社) では、有料の携帯小説として、150万超のアクセスを誇り、「ケータイ小説の女 王」と呼ばれるまでになっている。
http://micamica.net (ケータイからもアクセスOK)
内藤みか 『片思い至上主義!』

【著書紹介】
「女性のほうがどんな風に他の男性に気持ちが揺らぎ、離婚へと気持ちを固めてい ったのか」
「奥さんがこんな状態になったら要注意!」
著者が実際に見て聞いて、現代離婚における、おそろしくも逞しい女性たちの姿を綴った書き下ろしエッセイ。

『離婚の影にオトコあり。』

著者:内藤みか

出版社:二見書房

価格 : 1260 円(税込)



【著書紹介】
吉井春樹×内藤みかの恋愛返詩 オトコだって、オンナだって恋をすれば誰だって思うこと。相手がどう思っているか・・・ 自分なんかきっとダメ・・・ そんな想いを、ラブレターのような返詩に込めて。あなたにも勇気を・・・夢を・・・共感を・・・

書籍名 年下オトコ×年上オンナ

著者 吉井春樹×内藤みか

出版社 ゴマブックス

発売日 2006年3月25日

本体価格 1050円(税込)




最後の最後までありがとうございます。流石作家さんといった感じでしたね。 すごく言葉やイメージを大切にしていらっしゃる。恋愛の話ももちろんのこと、他にも色々なお話が聞けて、とても勉強になりました。ありがとうございました。

【次回予告】 さて次回は秋葉原に出張して、メイドさんと恋愛対談しちゃいました。 なんと!1度は行ってみたいメイドカフェランキングNO.1(gooランキング)に輝いた 『@home cafe』です。さてさてどんなお話が聞けるんでしょうか!?

恋愛ナビゲーター
小林 将大 (こばやし まさひろ)
1974年1月、東京都出身。
携帯向けコミュニティ企画/開発/運営をするエアロノーツ株式会社社長。
自らの失恋体験を元に、携帯向け恋愛相談サイト「みんなの恋愛相談」を構築。
わずか半年で3万件もの投稿があるサイトに成長させ、自らも時々参加している。